2013年04月 | 誰も教えてくれないフルーツ百科ブログ

007  「サン」とついていると、どう違うの?

誰も教えてくれない果物百科ブログ りんご



「サン」とついていると、どう違うの?



りんご3


前回のコンテンツで、
りんごの「サンふじ」「ふじ」は同じ品種ですが、商品としては別の扱いになります。
と、少し話をしました。
では「サン」とつくとどう違うの?


答えとしては、有袋(ゆうたい)りんごと、無袋(むたい)りんごの違いです。


では有袋?無袋?と、またわからない言葉ですね。
これはりんごを育てる過程で重要なことなんです。


りんごは、一般的には、病気や虫からりんごをまもり、色つきをよくする為に、
りんごの実1つずつに、専用の袋をかけて育てます
このように育てたりんごを有袋りんごと言います。
商品としては、「サン」がつかない「ふじ」になります。


そして袋をかけずに、育てたものを無袋りんごと言います。
りんごの実に、太陽の光をたくさん当てるために、あえて袋かけをしません
しかしその分、病気や虫からの危険が高くなります。
そして太陽の恵みをいっぱい浴びたりんごを「サン」 
英語のSUN(日本語:太陽)とつけて、
区別するわけなんです。
商品としては「サンふじ」になります。


というわけで、袋をかけないと、育てるのも大変なのですが、
よりいっそう美味しいりんごができるんですね!



毎日 果物を200グラム食べよう!
スポンサーサイト



タグ/

006  りんご編⑥蜜・みつが入っているりんごはどんなりんご?

誰も教えてくれない果物百科ブログ りんご



蜜・みつが入っているりんごはどんなりんご?


りんご3


おもに蜜・みつが入っている事が多いと思われるのは、
「サンふじ」です。

しかし基本的には、どんなりんごにも蜜・みつが入る可能性はあります。

「サンふじ」
・現在、お店の棚によく並んでいるりんごの商品の中で、
人気のある、歯ごたえもよく、甘みの強いりんごです。

そして、あまり消費者の方には、知られてませんが、
「サンふじ」「ふじ」は同じ品種ですが、商品としては別の扱いになります。

この他「サンジョナ」「ジョナ」「サン王林」「王林」なども、
同様に別の扱いになります。

次回、では「サン」とついていると、どう違うの?を書きたいと思います。


毎日 果物を200グラム食べよう!
タグ/

005 りんご編⑤りんごの「蜜・みつ」について

誰も教えてくれない果物百科ブログ りんご


りんごの「蜜・みつ」について



最近では、蜜入りりんごが人気ですが、
そもそもりんごの蜜・みつとはなに?
と、思っている方が多いと思います。

それは「ソルビトール」などの糖分なんです。と、
言われてもピンと来ないですね。

ソルビトール」という成分は、
りんごの葉っぱが光合成によって作られたでんぷんを変換したもので、
そしてりんごの葉っぱからりんごの実に運ばれる物質です。
りんご2


では、なぜ蜜・みつの部分が透きとおったようになるのでしょう?

それは簡単に言うと、
糖度の高いりんごになると、葉っぱから送られてきた「ソルビトール」が
蜜・みつのようにりんごの実を透明な色に変えるのです。
この事については、りんご編⑧で詳しく話します。

少し国語の問題みたいですが、

だからと言って、「蜜がないりんご」=「おいしくないりんご」ではありません!
甘いりんごだから蜜があると考えてほしいのです。

我々商売人を困らせるのが、このことなんです!
「こないだのりんご、蜜が入ってなかったやんか(怒)」
と、言われることがあります。

でも蜜・みつが入ってなくても、おいしいりんごは、
たくさんありますので、「入ってなかったやんか!」と
怒らないでくださいね(笑)

次回は 蜜・みつが入っているりんごとは、どんなりんご?
を書きたいと思います。

毎日 果物を200グラム食べよう!
タグ/

004 りんごが夏に食べれる、メリット、デメリット

誰も教えてくれない果物百科ブログ りんご



CA貯蔵によって夏まで保存、販売されるメリットがある一方で、
その反面デメリットが発生します。

その1つが、「
どうしても収穫直後のりんごと比べると、
前回説明したように、長期保存した場合「味のおいしさ」は、
低下します


そしてもう1つは「値段
長期間CA貯蔵によって、保存されると、
どうしてもその分だけ「コスト・お金」がかかります。


それがりんごの値段にプラスされます。
今から一か月ごとに、じょじょにりんごの店頭価格が上がってきます。


たとえば、
12月だと大きなりんごが98円で買えたけど、
この4月ぐらいだと、98円のりんごを買おうと思ったら「ちいさくない?」
また7月ぐらいにりんごを買おうと思ったら、
どれを見ても158円とか、大きいのだと200円ぐらいする
とおもった方がおられるのではないでしょうか?

それはCA貯蔵のおかげで、秋に収穫されたりんごが夏まで、買って食べられる分
どうしても「コスト・お金」がかかってしまうんですね。

しかしながらCA貯蔵という技術があるからこそ、世界に誇れる「にほんのりんご」があるわけです。

もしこのコンテンツを読んだ方のなかで、この春や、夏に店頭でりんごを見かけて、
「少し高いけれども、青森の産地の人々がこの時期まで消費者がりんごを食べられるように努力をしてくれた
結果なんだな」
と思っていただけたら、幸いです。

毎日 果物を200グラム食べよう!
タグ/

003  CA貯蔵ー特殊冷蔵技術ってなに?

誰も教えてくれない果物百科ブログ


冬の旬の果物  りんご



CA貯蔵ー特殊冷蔵技術ってなに?



今回はりんごの雑学として「へえぇ~へぇ~(笑)」と思いながら読んでくださいね。

実は、りんごは収穫後もまだ生きていて、
私たちと同じように空気の中の酸素を必要とし、呼吸を続けています。
りんご1


この基礎代謝である呼吸をすることにより、エネルギーを消費します。
そのために鮮度が低下して、おいしさも落ちてしまいます。

難しいように書いていますが、簡単に言いますと
「りんごは生きている!」っていうことなんです。

そこでCA貯蔵ー特殊冷蔵技術が力を発揮します。

Controlled Atmosphere Storage(コントロールド アトモスフィアー ストレージ)
(空気調整貯蔵)のことで、


外気を遮断して、冷蔵庫内の空気組成を調整し、低温にすることにより、
りんごの呼吸を最小限におさえ、新鮮さを長期間保つことができる貯蔵方法です。

「ふうぅ~」(私)ちょっと一呼吸

さて続きます。

大気中には、窒素約79% 酸素20.8% 炭酸ガス0.03%が存在します。
CA冷蔵では冷蔵庫内の温度を0度に下げて、酸素を1.8~2.5%に調整されます。
冷蔵庫内の酸素濃度を大気中の10分の1にして、なおかつ低温にすることで、
りんごの呼吸を抑えることができます。
このようにりんごを深い休眠状態にすることで、鮮度を保つことができます。

使いなれない言葉の文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このCA貯蔵ー特殊冷蔵技術によって、
11月に収穫されたりんごが、夏の暑い時期まで、
きれいな形で、お店に並び、消費者の皆様がおいしく食べることができるのです。

次回はCA貯蔵ー特殊冷蔵技術のデメリットを商売人の立場から書きたいと思います。

毎日 果物を200グラム食べよう!
タグ/

002 なぜ 4月のりんごは、青森県産の貯蔵ものだけがが販売されているの?

誰も教えてくれない果物百科ブログ


冬の旬の果物  りんご



リンゴ

なぜ 4月のりんごは青森県産の貯蔵ものだけがが販売されているの?



前回、りんごのおいしさについて書きました。
今回はその内容をほりさげて書いていきます。

なぜ4月現在、この時期にお店で売られいるりんごは、
青森県産の貯蔵ものなのか?

りんごの出荷は8月後半から、山梨県 長野県などからサンつがるetcから
出荷が始まります。
それから12月 1月にかけて、長野県 山形県 岩手県 秋田県 青森県と
出荷する産地が東北地方の産地に移っていきます。

1月ごろには青森県以外のほとんど産地は、大型の貯蔵施設を持っていない為
出荷が終了します。

2月ごろになると、青森県産のとっても大きな冷蔵庫に入っていたりんご達が
出荷されます。

3月ごろから夏にかけて特殊冷蔵技術(CA冷蔵庫)で貯蔵された
りんご達が出荷されます。

こうして秋に収穫されたりんごを1年中おいしく食べることができるのは、
青森県の特殊冷蔵技術(CA冷蔵庫)に秘密があります。

次回はこの特殊冷蔵技術(CA冷蔵庫)の秘密を書きたいと思います。

毎日 果物を200グラム食べよう!
タグ/

001 冬の旬の果物と言えばりんご、1月から味がおちるのはなぜ?

誰も教えてくれない果物百科ブログ


冬の旬の果物  りんご


りんごについて

001 冬の旬の果物と言えばりんご、1月から味がおちるのはなぜ?


まずは、みなさまに人気のりんご!
現代、貯蔵技術の発展によって、お店に一年中りんごが並んでいると思います。
そこで誰も教えてくれないりんごのことを書きたいと思います。

4月の現在、出荷 販売されているりんごはすべて11月中に収穫された商品です。
だからどうしても、11月 12月」に食べるりんごと比べると
なんかおいしくない」と感じる事が多いと思われます。

今から7月後半まで販売されるりんご全て、11月中に収穫されたものです。

なぜ

答えは簡単です。
12月にはいると青森は雪が降り積もります。
だからその前に農家の方は、りんごの収穫を終わらせます。


この事を最近、私が友人や消費者のお客様に話をしたら、みんなにびっくりされます。

我々果物を扱っている業者の知識としては、当たり前のことですが、消費者の方ではほとんど知らない。
このような情報や果物に関する知識をこれからこのブログで書いていきたいと思います。

それでは次回 なんでりんごが1年中お店に並んでいるのか? を説明します。

毎日 果物を200グラム食べよう
タグ/

ごあいさつ

私は神戸の卸売業者の2代目です。

一中間流通業者の立場から、消費者の方々に
果物の必要性を理解していただき、果物の消費がすこしでも増えることがあればいいなと願い、へたくそな文章ながらブログを始めようと思います。

日頃の商売の中でのお客様の質問や話してることなどを書いていきます。

農林水産省の食事バランスガイドでも
1日の食事における果物の望ましい摂取量は200グラムと言われています。

しかし我々果物を扱っている業者の悩みは、
若い世代のお母さんが、果物を子供に必要な栄養源とは思わずに、
値段の高い嗜好品と考えられているのではないか?ということです。
現実に私の顧客の商店の方と話をしていると

「お母さんイチゴが食べたい!」とねだられても、
「ダメ!」

手をひっぱられながら帰る、そして家に帰ってから
子供をなだめるためにお菓子をあたえる。
と、いうことが想像できてしまう。

このようなことに心あたりのある方はございませんか?
基本的に果物とお菓子はまったくの別物!です
果物は野菜と同じ、子供にとっても大人にとっても
貴重な栄養源です。
このブログを読んですこしでも「果物」に対しての
「意識改革」がされたという方が増えたら幸いです。
タグ/
| HOME |

最新記事

カテゴリ

未分類 (0)
ごあいさつ (1)
りんご (8)
いちご (12)
すいか (15)
メロン (9)
梨 (2)
ぶどう (3)
みかん (7)
旬の果物 (5)
果物の目利き (1)
柑橘類 (1)
中野瑞樹氏 (1)
桃 (4)
輸出 (1)

月別アーカイブ

プロフィール

おくにし青果

Author:おくにし青果
屋山 一太郎と申します。
私は、神戸東部中央卸売市場で果物の卸売業者、有限会社屋西青果2代目社長としてただ今奮闘中です。
卸売業者だからこそ伝えることのできる、果物情報や、食に関しての情報を発信していこう!
とチャレンジしました。
少しでも日本の果物の魅力を発信でき、その先にこのブログを読み、
「果物が好きになった」
「りんごを買って食べました」
という消費者の方が一人でも増えると幸いです。
私の会社はA市の小学校給食納品認定業者でもあります。
そのような情報もどんどん発信していきます。

(有)屋西青果スマホサイト
http://okunishi-seika.com/


twitter
https://twitter.com/okunishi2


Facebook
http://www.facebook.com/#!/okunishiseika

ブログ村に登録しました!

にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
ブログの応援よろしくお願いします(^_-)-☆
みなさまの応援クリックをお待ちしてます!

検索ボックス

果物関連の書籍