2014年02月 | 誰も教えてくれないフルーツ百科ブログ

055 なぜ「あまおう」の値段は高いのか!?

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055 なぜ「あまおう」の値段は高いのか!?


まいど、一太郎です!
いつも私のブログを読んでいただき、ありがとうございます!
今回は、私の高校時代の後輩である、横山君からこんな質問をいただいたので、
答えてみようと思います。

Q あまおうって値段高くて手が出ないですがやはり高いなりに美味しいんですよね?!
なるほど、我々は、普段相場でのやりとりの中で、生きているので、
こういう消費者の意見は、とても貴重なんです。

まず高いなりに、美味しいのかと言うと、美味しいです。


あまおうが、販売された11年前には、なかなかここまで、大きくて形が整ったいちごは、
ほとんどありませんでした。
最近では、ほかの品種のいちごでも、大きくて、美味しいいちごが増えてきましたし、
味だけで言うと、あまおうよりも美味しいいちごも増えてきました。
しかし、そういったいちごは、値段でも、あまおうと同じくらいの値段をしています。

そもそも、いちごのおいしさとは、何なのでしょうか?

やはり、甘さ、そして食べた時の食感、食べごたえ、そしてほどよい酸味(すっぱさ)
だと思います。
あまおうは、どれをとっても、ほかの品種のいちごよりかは、バランスがとれていて、
美味しいいちごとして、おすすめです。
そしていちごの味に関して、以前に書いたブログがあります。
こちらもまた良ければ読んでみてください。
いちごのおいしい時期①
いちごのおいしい時期②
いちごのおいしい時期③
いちごのおいしい時期④


では、なぜ値段が高いのか?
まず1つ目の理由としては、「あまおう」と言うブランド力ですよね。
日本のいちごの品種はたくさんありますが、その中でも一番有名ないちごの品種では、
ないでしょうか、私が普段売っている他の県の品種で言えば、奈良県の「あすかルビー」
香川県の「さぬきひめ」などがありますが、関東の消費者が目にする事は、少ないでしょうし、
知っている人も少ないであろうと考えます。
また、逆に関東の「とちおとめ」は、関西では、ほとんど流通がない為に、知っている人が少ないです。
しかし、「あまおう」は、日本全国で流通していて、知名度もナンバー1では、なかろうかと思います。

そこには、福岡県の販売促進の努力があると、考えられます。
JA福岡から出荷されているいちごは、「あまおう」のみです。
そして全国的に販売促進活動をされた事によって、販売から2年もした時には、
すっかり消費者にたいしてアピールができていて、
なおかつ「あまおう」という名前がおいしいいちごであると、認知されて、
店頭でも高くても美味しいから「あまおうを買おう」と思わせる消費者行動につながっていったのでは、
ないかと考えます。
人は、知らない商品よりか、知っている、名前を聞いたことがある、商品を優先的に選択する行動をとりがちです。
その為、全国的に販売が順調にされている。
特に需要が高まる時期などは、卸相場でも「あまおう」は、人気があるため他の品種のいちごよりも、
高い値段で取り扱われます。

また最近では、「あまおう」の人気にあやかろうとして、「あまおうを使った〇〇」と言ったケーキや、
お菓子なども増えてきています。
そうなると、ほかのいちごでは、代替えがきかなくなり、より「あまおう」の卸相場が上がり、
値段が高くなるわけです。

そしてテレビなんかでもニュースで取り上げられたことがありますが、
輸出に成功した事によって、国内の需要、消費だけに頼らず、
輸出をすることによって、国内での「あまおう」の値段(相場)があまり下がらないように、
戦略的に出荷をしていると思われます。

それからもう1つは、前回の産地レポートでも書いたように、
農家さんが手間暇(てまひま)かけて作られたいちごには、たくさんの経費(お金)がかかっているんですね。
これは、「あまおう」だけには、限らないのですが、以前にくらべると、
いろんな経費(お金)が高くなってきている。それも果物全般に以前に比べると、
店頭での値段が高くなっている理由ですね。

今回も長い記事になりましたが、最後まで読んでいただき、
ありがとうがざいました。

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054 大人気のいちご!「あまおう」の産地レポート④

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054 大人気のいちご!「あまおう」の産地レポート④


まいど、一太郎です!
今回も私が11月に福岡県を訪れた際の産地レポートを書いていきます。
そして今回も画像が中心になるのですが、撮影が上手ではないので、
先にお詫びをしておきます。
いちごのハウスの中に入ったら、[ブーーンブーーン!」という音があちこちで、聞こえてきます。
何の音かな?とそこらへんに飛び交っている虫をよく見ると、下の画像のように、
小さい「ミツバチ」がたくさんいました!

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Q さてこの「ミツバチ」達はいったい何をしているのでしょう?

答えは「受粉」です。
この「ミツバチ」がいちごの花と花を飛び交うことによって、
いちごの「受粉」がされていくんです。
そう、「ミツバチなくしていちごはなし!」と言っても過言ではない程に、
「ミツバチ」の役目は、おいしくて、綺麗な形のいちごが出来るために、
とても重要なんです!
お家でいちごの株を買ってきても、なかなかいちごができないと言う声を聞きますが、
この「受粉」をしないと、「いちごの実」は出来ないんですよ!

Q では、この「ミツバチ」どこからやってくるんでしょうか?

答えは「レンタルみつばち」なんです!
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この上の画像は「ミツバチ」の「巣箱」なんです。
そしてこの「巣箱」をよく見ると、
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このように「ミツバチ」がたくさん集まってきています。
農家さんは、この「巣箱」をレンタルしてきて、各ハウスに設置して、
いちごの「受粉」を「ミツバチ」にしてもらうんです。

何年か前に、この「ミツバチ」が減少した事によって、日本の中で足りない!
なんてニュースの記事になった事もあるんですよ!

そしてこの「レンタル代」と言う生産コストもかかっているわけ、
足りなくなると、レンタル代が上がったりするらしいです。
いたる所で日本の農家さんは苦労されながら、生産されています。

みなさーん、今年いちごを食べる時に少しだけ心の中で「農家さんありがとう」と
つぶやいてから、食べてもらえると、農家さんの苦労が報いられるような気がしませんか?
生意気な事を言ってすいません!
しかし、最近はなかなか農家さんの苦労を、消費者の皆さんが知る機会も少なくなったような気がするので、
現場をみてきた私のような中間流通業者が伝えるのも、1つの仕事かなと思います。



それでは、これで「あまおう」の産地レポートを終わりたいと思います。
皆さんいつも私のブログを読んでいただきありがとうございます!


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おくにし青果

Author:おくにし青果
屋山 一太郎と申します。
私は、神戸東部中央卸売市場で果物の卸売業者、有限会社屋西青果2代目社長としてただ今奮闘中です。
卸売業者だからこそ伝えることのできる、果物情報や、食に関しての情報を発信していこう!
とチャレンジしました。
少しでも日本の果物の魅力を発信でき、その先にこのブログを読み、
「果物が好きになった」
「りんごを買って食べました」
という消費者の方が一人でも増えると幸いです。
私の会社はA市の小学校給食納品認定業者でもあります。
そのような情報もどんどん発信していきます。

(有)屋西青果スマホサイト
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